社会の狭間でニートを叫ぶ

最終学歴中卒、高等学校を2回中退。ゲーム暦20年、ニート暦4年。美しすぎる経歴のナウなヤングが送る雑記。

「東京都受動喫煙防止条例の基本的な考え方」が発表!そこまで目の敵にするなら売るなよという気持ち

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2017/9/8(金)、「東京都受動喫煙防止条例の基本的な考え方」が東京都から発表されました。

ラグビーワールドカップ(開催期間:2019年9~11月)に間に合うよう施行予定のこの条例、まぁ言いたい事はわからんでもないのですが、言い分がちょいと過激すぎる気も?

とりあえず、原文を読みながら内容を紐解いてみましょう。

著者はタバコを吸わない

予めお伝えしておきたいのが、当記事を執筆している僕は

  • 吸ったタバコは生涯で2本
  • 母親が1箱/日の愛煙家

といった立ち位置であること。

 

身内のタバコに関する苦労を見ているため、中立的な立場で意見できるとは考えていますが、所詮は自分で吸っていない「にわか」であることをご理解いただければ幸いです。

 

原文はpdf

東京都受動喫煙防止条例(仮称)の 基本的な考え方に関して、小池都知事よりマスコミへの発表がありました。

ただ、僕らのような一般都民が確認できる「公式」の文書としては、東京都より公開されているpdfがソースとして考えやすい。

⇒ 東京都受動喫煙防止条例(仮称)の 基本的な考え方|pdfファイル

 

変な事を言ってしまうのも怖いので、今回はあくまで「原文」を尊重した記事になります。

 

じゃあ売るなよ

さて、「東京都受動喫煙防止条例(仮称)の 基本的な考え方」の原文pdfを開いて、最初に目が留まる「はじめに」。

 

これを見て、僕の脳裏へ最初に浮かんだ言葉は「じゃあ売るなよ」でした。

受動喫煙(他人のたばこの煙にさらされること)が、健康に悪影響を与えることは科学的に明らかにされており、肺がんや乳幼児突然死症候群、虚血性心疾患等のリスクを高めるとされています。
また、昨年発表された「たばこ白書」では、受動喫煙による年間死亡者数は、約1万5千人、受動喫煙のある人は、ない人に比べ、肺がんリスクが約1.3倍になると言われています。

 ▲タバコが健康に与える害について主張

 

仰っていることはごもっとも。

副流煙による受動喫煙も、正直しんどい。咳も出るし、それは間違いない。

 

が、ここまで圧倒的な害を誇るものなら、そもそも流通させるんじゃねぇよ、とも思ってしまうんですよね。

 

更にいえば、「都民の健康を第一に考えていますよ!」という体の煽り文句もひっかかる。

東京都では、都民の健康増進の観点から、また、オリンピック・パラリンピックのホストシティとして、受動喫煙防止対策をより一層推進していくため、「東京都受動喫煙防止条例仮称)」を定めることを検討しています。

▲「はじめに」より

 

1.目的
■ 受動喫煙の健康影響を未然に防止し、都民の健康の確保を図ること

▲「趣旨・目的 」より

 

文書末に小さく、「ワールドカップまでに間に合わせたいな~」という旨があるところから判るとおり、どう考えても諸外国からの印象を良くするための施策な訳で。

タバコの健康被害なぞ今更なんだから、「また、」なんて回りくどい言い方をせずに、腹を割って通告して欲しかったな、というのが本音。

2020年のオリンピック・パラリンピックの前年に開催されるラグビーワールドカップ(開催期間:2019年9~11月)に間に合うよう施行を考えています。

 

「受動喫煙の健康影響を未然に防止し、都民の健康の確保を図ること」なんて言い出したら、「喫煙しているヤツは都民じゃないんで^^;」と曲解されても文句は言えないような気がするのです。

 

ちなみに、条例の内容に関する具体的な内容に移るまで、ここから延々と「タバコで人が大勢死んでいる」などの強い主張が続きます。

本題に入る前に、半分ページ使ってる。

 

原則屋内禁煙

さて、東京都受動喫煙防止条例の基本的な考え方として、「原則屋内禁煙」であることが提示されています。

東京都では、多数の人が利用する施設等を「原則屋内禁煙」とすることを考えています。

 

例外として、

  • 住居
  • タバコに関連する施設
  • 演劇

などでは喫煙おっけー。まあ、当然っちゃー当然です。

6.以下の場所は、喫煙禁止場所としない
■ 個人の住宅、旅館・ホテルの客室、福祉施設の個室等
■ たばこの小売販売業の許可を受けて、主に喫煙の用に供する場所(いわゆるシガーバー、たばこの販売店)
■ たばこの研究開発の用に供する場所
■ 演劇等の用に供する舞台の場所

 

逆に、医療施設や、未成年の通うであろう教育施設については範囲が広がり、「敷地内禁煙」とする方針。

7.敷地内禁煙
■ 医療施設、小学校、中学校、高等学校、児童福祉施設 等
敷地内禁煙とは、敷地内の建物内外を禁煙とすることです。
受動喫煙による健康影響を防ぐ必要性が高い、未成年者や患者等が主に利用する施設を、敷地内禁煙とすることを考えています。

 

医療施設や小中学校での敷地内禁煙は、ちとやりすぎかなぁとも思います。

 

呼吸器へのダメージが無いのに、無理に禁煙させられてストレスがたまる入院患者さんですとか、親と子の板ばさみでストレスの被害に悩まされそうな教師さんとか。

国から許可が下りて販売されている「たばこ」によるストレス解消を、生活の一部としている方も多数いらっしゃる訳で。

彼ら彼女らの事を考えると、あくまで「徹底的な分煙」という形の方が都民の事を考えているのではないでしょうか。

 

いや、まぁ、ちゃんとした喫煙室を作ろうとすると空調とかで金かかるんだろうけどね。

本当に都民の事を考えているのであれば、そこは金かけてもいいんじゃね?っていう。

 

ちなみに、現状で「喫煙所のみで喫煙可」といった施設は、概ねそのまま。

9.原則屋内禁煙(喫煙専用室設置可)
■ 飲食店、ホテル、旅館、娯楽施設、事業所、百貨店、駅、空港ビル、船着場、バスターミナル 等
※ 原則車内禁煙(喫煙専用室設置可)
鉄道、船舶

逆に言えば、他の施設は「喫煙室の設置」すら不可。

 

また、こぢんまりとしたバーやスナックにおいては、この限りではありません。

ただし、飲食店のうち、 面積30㎡以下のバー、スナック等(主に酒類を提供するものに限る)で、従業員を使用しない店、又は全従業員が同意した店、かつ未成年者を立ち入らせない店については、利用者が選択できる掲示を義務付けた上で、喫煙禁止場所としない。

 具体的には、

  • 面積30平方メートル以下
  • 全従業員が客の喫煙に同意
  • 未成年者の立ち入りを禁止

の条件をクリアしていれば問題なし。

 

この辺は文化に配慮した形になるでしょうか。

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強く反対とまでは言わないが

あくまで個人的な見解とはなりますが、非喫煙者の意見としては「改善の余地はいろいろとある」「強行気味に見える」といったところでしょうか。

 

そもそも、こんな条例を考えている暇があったら歩きタバコ勢への取り締まりを強化してくれ、って感じ。

副流煙なんかより、熱を帯びたタバコの先端のほうがよほど怖い。

 

結局「路上喫煙禁止地区」でも、平気で歩きタバコおじさん達をまだまだ見かけますしね。

どうせこの条例も、ルールを守らない喫煙者がニュースになって、愛煙家への心象が悪くなるだけなんじゃないかなぁ、なんて思います。

 

ネットで意見も募集中

僕みたいに、この条例に関して思う所がある方に向けて、東京都公式WEBサイトにて意見も募集中。

東京都受動喫煙防止条例(仮称)についてご意見を募集|東京都

 

  • メール
  • 郵送
  • ファックス

でそれぞれ受け付けているようなので、熱い思いのある方は是非。

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